BLOG

梅雨の改修工事

ブログ

6月29日から7月6日に掛けて、小国町黒川にて「やまびこ旅館」さんの改修工事をお世話になりました。

今回の改修内容は、玄関ロービー床と客室入口床の修復工事。

 

元々施工してありました、「三和土風の真砂土仕上」だった為に、キャリーケースや台車の車輪で損傷が見受けられました。

また、全体的に下地のモルタルが浮いている状況でしたので、下地からの改善と床の強化・実用化を求めつつ意匠的な仕上で計画し施工にあたりました。

表層の真砂土を剝ぎ取り、打診調査を行いながら施工内容を社員と共有し、決定していきます。

タイトスケジュールの改修工事では、スケジュールと施工内容のバランスを取りながら、工事を進行していく必要があります。

状況を確認しながらの作業の為に、経験豊富な熟年工の意見に毎回の事、助けられております。

 

  

モルタル浮きがある箇所は、下地から剝ぎ取り、下地を活かせる箇所は、浸透性強化剤で処理して下地を改善します。

又、60m2繋がった床の為に、セメント系特有の「収縮クラック」を誘発される処理として、真鍮目地を意匠的に配置し、区域分けして仕上工程に備えます。

 

今回、提案させて頂いた仕上「玉石洗い出し仕上げ」。

菊池砂利・金華砂利・白仙砂利・真砂土を配合し、墨でセメントを着色。

砂利の粒度と色合いのバランス考え、調合します。

施工箇所に傾斜の箇所がありましたので、真砂土を少量配合し、ノンスリップ効果を求めました。

下地状況の変化がある箇所には、グラスファイバーネットを貼り込みクラック防止を行います。

私は、材料仕込みを担当して、塗り工程はスタッフに任せます。

連携を取りながら、仕上げて行きます。

計画通り、工期内に完了する事が出来ました。

 

施工中は、工事に対して、旅館さんにご理解ご協力を頂きました事、大変感謝しております。

 

今後も良いお付き合いが続く事を願いながら、やまびこ旅館さんの益々の繁栄をお祈りいたします。