歩み
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第63回技能五輪全国大会 愛知大会へ行って来ました。
社員も皆、応援団として同行。
競技前日に皆で、食事をして激励を行いました。
愛知県国際展示場 [Aichi Sky Expo]など15会場で、全42職種の競技に次世代を担う青年技能者が1025名の選手が参加し、
「技」の日本一を競い合う。
夢
憧れ
情熱
挑戦
様々な思いが、この大会にあります。
熊本代表として、各種11名の選手が参加しました。
左官職種は16名が出場。
競技の仕様として、1日目・モジュール1 競技時間6時間20分
・各所墨だし
・ふかし壁部の軽量鉄骨加工・組立・石膏ボード加工・取り付け
・モールディング引き型鉄板加工・モールディング石膏造作・加工・取り付け・補修
・各所パテ処理・下塗り・中塗り
2日目 モジュール2 競技時間50分 スピード競技
・中央部モールディング墨だし・切断・加工・取り付け・補修
2日目 モジュール3 競技時間2時間20分
・各種上塗り (漆喰 土 珪藻土)
・自由課題
競技時間がギリギリで失敗すれば、完成が難しい今年の課題。
祈る思いで、見守っていましたが、中盤で石膏の破断、手順省略とトラブル続き。
余裕がなく、苦しむ時間もありました。
しかし、最後まで今出来る事を実行し、自分を信じて、完成させる事が出来ました。
競技終了してから、審査に入り、結果は翌日発表。
結果はどうあれ、とりあいず完成出来た事に一安心しました。
正直、本人も私も満足いく作品では、ありませんでしたが、今思えば当然のこと。
悔しさこそ今後の原動力となり、成長していく「源」になると考えます。
今後の成長を願って、最後の作品に対する反省点を話し合い、終いました。
そして翌日、閉会式で結果発表され、「敢闘賞」 入賞。
目標であった、入賞する事が出来ました。
発表を聞いた時、今までの感情が溢れてきて、達成感に満たされました。
弟子の奏佑も涙し、これまでの「歩み」を嚙みしめている様でした。
今回の技能五輪で経験した出来事を、これからの人生に活かして貰えたら幸いです。
素晴らしい経験とこれまでの歩みに、感謝。