風物詩
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秋深まる、この頃です。
落葉樹が寒暖により紅葉するこの季節は、毎年のこと、時の過ぎ行く速度を感じながら、年末まで慌ただしく過ごしています。
今年もこの季節に 小国町杖立 米屋別荘さんにお世話になりました。

今回の工事は、客室トイレ改修、蒸し窯新設。







仕様
壁:土漆喰聚楽。
カウンター:MORTEX BM67
実用性、機能性を考慮して提案させて頂きました。
素材の特性を考慮し「肌」を意識して仕上げました。




仕様
躯体:耐火煉瓦・キャスタブル
仕上:モルタル仕上(金鏝・ドイツ壁)

工事の大半を社員の浦上が取り組んでくれました。
施工中は、設備工事との取り合いが多く、時間が掛かりましたが、建築屋さんの管理もあって、業者間の連携を取って無事に収まりました。
火入れが楽しみです。
又、数年前に施工したものも拝見しました。




経年変化が風景と馴染んで、すごく良い感じでした。
劣化を「味わい深く」捉え、朽ちていく姿を想像する。
「無作為の中にある作為」
大切にしている私の真髄です。
豊かな自然に癒され、風物詩を感じつつ、今年も大変お世話になりました。
感謝。